闇の光は闇の中

□ぷろろーぐ
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「プロテゴ」

慌てる様子もなく保護呪文を呟く。放たれたクルーシオは、ユーリの盾に反射し、帝王自身にあたった。

「ぐあぁぁぁ!?」
自分の魔法にあたり苦しむ帝王。
それをみてユーリは呆れていた。

しばらくし、大人しくなった帝王にユーリは言った。

「もう一度だけ聞く。なんのようだ?」

床に倒れていた帝王はおきあがりさけんだ。

「さすが俺様の息子!!あっさりふせぐとは!」

「…俺帰るわ」

「まてまてまて!」

ユーリはすでに扉をあけかけていた。


「実はお前に頼みがあるんだ」

ユーリは、帝王のほうをむいた。

「なんだよ。」

「(やっとまともに話ができるっ!) お前、ホグワーツに入学しろ。」

「それって頼みじゃなくて、命令って言うんだと思うけど?」
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