闇の光は闇の中

□ぷろろーぐ
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ー闇の帝王邸ー

「ユーリを呼べ」

帝王が死喰人に命じた。

「はっ!」

短く返信をし死喰人はその場を離れた。
もちろん一礼するのを忘れずに。

闇の帝王は魔法界全ての人に名前を呼ばれることはない。
なぜなら最も恐れられている
闇の魔法使いだからだ。

そんな彼の思想は世界を闇に染め、
支配し、魔法使いを純血の者だけにすることだ。
彼の思想を己の望みと同じだとかんがえ、集った者が死喰人となる。

闇の世界では全て、彼の思い通りになっていた。





.......がしかし1人だけ思い通りにならない人物がいた。
それは…







「何のようだ?」

重い扉をあけ入ってきたのは、闇の帝王の息子だった。

「きたか、ユーリ…....
クルーシオ!!」

帝王は息子、ユーリにむかって、磔の呪文をはなった。
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