台本

□第1話
1ページ/3ページ




美香01(あたしは何においても平凡だけど、平凡は平凡なりに満足いく毎日を送っていたはずだった。そう、あいつが来るまでは。)

美香02「第1話 侵入者は宇宙人」

ナレーター01「それは、ある夜のこと。美香はいつもと同じように眠りにつこうとしていた。」

美香03「ん?」

ナレーター02「しかし、激しく窓を叩く音がして、美香はカーテンを開けてしまったのだ。」

レオ01「開けろ!!」

美香04「はあ!?」

レオ02「窓開けろっつってんだよ!開けろ!」

美香05「は、はい!」

レオ03「んでさっさと閉めろ!」

美香06「はいい!!」

レオ04「・・よし・・・大丈夫だな・・」

ナレーター03「その人物は窓の外を伺っている。美香、困惑」

美香07「あ、あんた何・・・(っていうか何だ!?白・・いや、銀髪かな?てか目が赤いんですけど!カラコン!?)」
()自体はかっこと読まなくて大丈夫です。

レオ05「ああ?人のこと聞く前にテメーのこと言うのが筋ってもんだろ?」

美香08「・・・高原美香です。」

レオ06「よし。あー・・オレの名前はレオ。リザイアの王子だ」

美香09「は?」

レオ07「『は』ってなんだよ」

美香10「リザイア?」

レオ08「オレの住む国の名前だ。」

美香11「え?」

レオ09「物分かりわりーなお前」

美香12「いきなり不法侵入してきてバカなことほざいてるあんたに言われたくないわ!」
↑「ないわ」は女口調でない「ないわ」。一気に

レオ10「だあーかあーらあー・・・オレは別の星からテオラに来たわけ!」

美香13「テオラって何。」

レオ11「あ?この星のことだよ」

美香14「ここは地球です」

レオ12「知ってる」

美香15「はい?」

レオ13「ダセえ名前だよな」

美香16「あたしが決めたんじゃないんですけど」

レオ14「とにかくさー、ちょっと匿ってくんねえ?」

美香17「は?」




 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ