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□好きすぎて
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「最悪…那月のバカ…」
俺は一人暗い中、お化けに見られないとこで座ってた。怖くて、歩けないし…
「なんで音也と話してんだよ…俺…待ってたのに…」
俺は、那月のこと考えてたら、後ろからお化けが来てるなんて思ってもいなかった…

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「翔ちゃん、遅くなってすみません。飲み物買って……あれ?翔ちゃん?」
僕は翔ちゃんがいたはずの場所に来たのに、翔ちゃんがいない…
電話をしてもでない…
「翔ちゃん…どこにいっちゃったのでしょう…」
僕はあちこち探し回った

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最悪…なんでこんなときに…怖くて立てない…
俺は俯いてお化けを見ないようにしてた
「那月…怖いよ…」
俺は無意識に呟いていた。
「翔ちゃーん!!」
那月?那月の声が…
俺は声が聞こえる方を見ると、目の前にお化けがいて…声にならない叫びで再び俯いてしまった
「翔ちゃん!!」
那月の声が近くなる…でも怖くて顔をあげられない…「那月…」
震えた声しかあげれない…男なのに…こういうとこは怖がりなんだよなぁ…
「翔ちゃん!大丈夫ですか!?」
「那月!!」
俺は、那月に抱きついて泣いていた
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