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□Episode3 『恋愛経験・・・?』
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 『どういう意味ですか!?』


社長「落ち着け。仮想デートをしてみてほしいんだ。」


 『仮想デート?』


社長「1人一回ずつ。どこに行くか、何をするかは全部メンバーが決める。」


 『6人それぞれと、デート・・・ですか?』


社長「喜ばせようと考えて、一緒に過ごす・・・いい刺激になると思うんだ。」


 『でもなんであたしが・・・』


社長「いや、お前だからだよ!」


 『あたしだから?』


社長「もし誰かに見られても、スキャンダルにならないだろ?」


 『確かに・・・』


社長「仲間として大事に想ってる。大事な人とのデートなんて、いい経験だ!」


 『・・・・なるほど。』










でもあたしなんかとのデートが、




はたして仮想でも恋愛経験になるか?

歌に役立つか?








YG「なにがいい経験なんですか?」


 『ヨングク!なんでいんの?』


YG「次のシングルの曲の打ち合わせ。お前こそ、なんでいんの?」


社長「俺が呼んだんだ。ちょうどいい、リーダーには先に話しておくか!」







不思議そうな顔をして、ヨングクも椅子に座る










YG「仮想デート!?全員が?名前と?」


社長「あぁ、他のメンバーにはお前から伝えとけ。」


YG「いや、伝えとけって・・・」


社長「・・・無駄ではないだろ?」


YG「そりゃー・・・たぶん?」


 『ねぇ、なんか失礼じゃない?』








他のみんなはどんな反応するんだろ?






YG「まぁ、はい、わかりました。」


社長「おう!じゃあもう帰っていいぞ。ゆっくり休めよ。」


 「『はーい。』」





社長「あ、そういえば名前、宿舎は大丈夫か?」


 『え?あ、はい。』


社長「・・・まさか同じベットで寝たりはしてないだろうな?」




 「『えっ・・・?』」




社長「・・・そうなのか?」


YG「まさか!ジャンケンで負けた奴がベット貸してソファで寝てますよ!なぁ!?」


 『うん!いつも申し訳なくて!!』


社長「悪いな、名前用のベットをそのうち宿舎に送るから。」


YG「助かります・・・ははは」



社長「まだ売り出し中だしな〜グループ内恋愛はちょっとな〜」


YG「いやいや、ないッスよ!!」


 『そうですよ!!全然女扱いされないし!』


社長「そうか?なら安心だ。デートしろなんて言っといてだけどな。」



YG「では、失礼します。」


社長「おお、気をつけてな。」













一応帽子をかぶって、事務所を出た







YG「いや・・・・焦った。」


 『ねー・・・・別に何も起きないのに・・・』


YG「・・・・・・・・」


 『え・・・何かしたの!?』


YG「してねーよ!アホかお前は!!」


 『冗談よ。』







それにしても・・・





YG「デートねぇ・・・いつぶりだろ。」


 『したことあるんだ。』


YG「どういう意味だよ・・・?」


 『別に〜』


YG「なめんなよー?・・・お前は?」


 『ありますよー』






YG「・・・・全員とデートねぇ」


 『想像できないわー』




YG「ヒムチャンあたりは喜びそうだな。」


 『・・・・・・だな。』










・・・・どうなる?









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