We are B.A.P

□Episode2 『試練』
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HC「んー・・・・名前、朝だよ起きて〜・・・」


 『・・・・・・・ん・・・・・・!?・・きゃーーーっ』






JU「わっ・・・ヌナ?どうしたんですか?」


YJ「あれ・・・・ヒョン!?」




HC「名前・・・耳元で大声出すなよ・・・」

 『ちょっ・・・なんでいんのよ!?』








あたしの目の前にヒムチャンが寝ている・・・



確かに、ベットを借りた

そして、このベットの主はヨングクのところで寝ているはずだった・・・







YG「あっ・・・どうりで広いと思ったら・・・」


HC「だって男2人で一つのベットは狭いんだよ!」


 『・・・・・・・・』




ZL「確かに・・・ヌナなら小さいしね」


DH「これからはベット借すんじゃなくて、一緒に寝たらどう?」


 『え・・・・・・・』








それは・・・



・・・・でも、確かに借りといて追い出すのは申し訳ないし


メンバーなんだし・・・・いっか?







 『・・・・じゃあ、いいよ、それで。』


YJ「・・・本当にいいんですか?」


 『・・・・・・ヨングクとヒムチャン以外は。』



YG・HC「おい!!」






 『あ・・・早く準備しなきゃ!!』


YG「そうだ・・・みんなとっとと起きろ!」






今日は、


デビューショーケースのリハーサルの日






急いで朝食をとってから、

カン室長の車に乗り込む











YJ「リハ、楽しみですねー」


 『うん!』



あたしはヨンジェの隣に座った




室長「ペン達が会場の近くに集まってきてるらしいぞ。」


JU「本当ですか!?やったー!!」


室長「少し窓開けるからファンサービスしろよ!」


B.A.P「はーい!」







デビュー前なのに、


こんなにペンがいることはすごいことだと思う




明日のショーケース、絶対に成功させなきゃ!






ZL「あっ見えた!」


 「「きゃーーーーっ!!!」」






カラフルに作られたボードを持った女の子たちが

今にもスタッフさんを倒しそうな勢いで押しかけた



実際にペンの前に出るのは

あたしはこれが初めてだった






開いた窓から、メンバーたちがみんなに手を振る






 『すごい・・・・』


YJ「ヌナも・・・・っ!?」


 『え・・・・・・・・』









待ち受けていた、



恐ろしい現実・・・・





 『・・・・・・・・・っ』







 "女メンバー反対!!"


 "私たちは名前を認めない"







あたしに向けられたメッセージは


みんなのとは違った・・・






 「「・・・B.A.Pは6人!!」」


 「「みんなの傍から離れてよ!!?」」






 『っ・・・・・・・』






室長「・・・・窓閉めるぞ!!」


B.A.P「・・・・・・・・っ」








あたしは


まだ認められてないんだ・・・






悔しさと

それ以上の悲しさで




震える・・・







YJ「・・・・大丈夫。」


 『!!・・・・・』





隣にいるヨンジェの手が

優しく、強く、あたしの手を握った






YJ「大丈夫・・・」


 『やだなー・・・こんくらいじゃヘコまな・・・・』


YJ「・・・震えてる」


 『・・・・・・・!』


YJ「ステージでヌナを見れば、みんな納得します。僕たちが認めたんですから!」


 『・・・ヨンジェ・・・・・』


YJ「ショーケース、がんばりましょうねっ」



 『うん・・・・・!!』









そのまま、何も言わずに


ヨンジェはあたしの手を握り続けてくれた








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