ss置き場
□戦場なクリスマス
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なんだかんだで、小森を追い払ってはや10分。
え?なんで来ないノ??もしかして・・・指原忘れられたっ?!
「ごめ〜ん!遅れた!」
も、萌乃ちゃ・・・・
なにっ?!なんなの?今日は厄日なのっ?!
今度こそ萌乃ちゃんだろうと思って首がクキッってなるぐらい全力で振り向いたのに・・・
「なんで、お前が来てんだよ、北原・・・・」
言っている意味がわからない、というように首を傾げる北原。
いやいやいやいや。どう見てもお前は萌乃ちゃんじゃねぇだろ・・・。
「なんで来てんのって・・・。さっしーが呼んだんじゃん。」
へ?手紙・・??いや、確かに萌乃ちゃんの下駄箱の中には入れたけど・・・
「いやいや、まず、萌乃ちゃんと北原、クラス違ぇし・・・。。」
「え?でも、ほら。」
そこには確かに昨日の夜、すごい握力でペンを握り締めながら書いた手紙・・・。
【放課後、渡したい物があるので、2−Bの下駄箱まで来て下さい。指原より。】
「いや、お前も2−Bなんだし、なんでわざわざ下駄箱集合なんだよ。気付けよ。」
「なんでそんな静かにキレてんの?てか、間違えたのさっしーでしょ?!」
だ、だが、確かにしっかり萌乃ちゃんの下駄箱に・・・2−Aの32番に入れたのに・・・なぜ・・・??