真選組御用改めであるっ!


□クソ兄貴編突入?
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『ちっ。総悟、あれ。』

「あ?」

あたしが、見上げたすぐ近くの工場の屋上に、男2人が刀を振り回している。

多分、攘夷浪士だろう。

はあ、めんどくさい。
あの、クソ兄貴が行った先には、必ずといっていいほど、事件が起こる。

その事件は、しょうもない事から、大きい事件まで。
そんな事があるから、あたしは、ゆうに事件を起こそうとしても起きない広い草原に住んでもらっていた。

あんなに、惑星から出るなって言ったのに。
ゆうは、天人だけど、力は一般人並。
事件を解決する力もない。
あれば別だけど。

今まで、あたしの言う事は聞いてくれたゆう。
クソ兄貴だけど、優しいゆう。

何の目的でここ、江戸に来たのだろうか。

「つむっ!真上!」

『え、?』

バシュッ

『っ!!』

くそ、右肩を斬られた。
油断してた。
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