真選組御用改めであるっ!
□事件始まり5秒前?
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『女なめちゃ駄目だよ?』
「っ、こいつはや...。」
バシュッ
「ぐああああああっ!!」
「つ、強...。」
パンパン
「そりゃあそうでさあ。なんたってつむは、真選組唯一の双剣使い。そして...。」
ぺろっ
「こいつが歩いた道は、赤色の血が花のように咲き誇ることからついた通り名は"血染めのつむ"。」
『...御馳走様。』
「大変なものに手出しやしたねい。」
「ひいいいいいっ。」
◇ ◇ ◇
『はいっ、強盗容疑で逮捕ですっ!』
「ちっ。」
「馬鹿だよなあ。あんなに自信満々に強盗きてたくせに。」
『ほんと、それだよ。しかも、あんたらが馬鹿にしてた女にやられたもんねぇ。』
ほんと、情けないよね。
あたしに負けるぐらいだったら、強盗務まんないからね?
まだ、あの白髪マダオの方が手ごたえあるのになあ。
『総悟!あたし、お手柄じゃない?』
「まあ、今回は譲ってやる。」
やりっ!
給料倍増だぃっ!!
ガシッ
『え、、、。』
何か頭掴まれた。
あ、やだ。
後ろからすごい負のオーラが出てる気がする。
うん。
後ろ向きたくない。
殺されちゃうよね。
いや、もうそのオーラで殺されそうだからね。
「おい、つむ。」
ダラダラ。
加藤 つむ振り向いちゃダメよ。
マヨラーに殺されちゃうわよ。
「おい、つむ。」
『な、何でござりやしょう。』