×Deep Rose×
□生意気 悪魔
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「………るぎ…」
「……ん…」
「ねぇ〜」
「………………」
「御剣ぃ!!!」
「!!」
生意気 悪魔
突然、私の視界が暗闇から
一気に光に変わった。
…というか無理やり変えられた
と言うべきだろうか。
…いうべき…だな。
はっきりと瞳を開けてみれば…
寝ている私の上に成歩堂が半ば危ない体勢で乗っかっている。
…正直、重い。
「…なぜ起こす。」
今の私の気分に反映された低い声が漏れる。
………今は成歩堂と絡みたい気分ではないのだ。
昨日は一昨日からの半徹夜で寝れていない。
今日こそは静かに寝れると思ったのに…
なぜか目の前には成歩堂がいる。