×Deep Rose×

□調子にのった罰
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「………寒。」



勢い良く窓を開けたはいいけど…

冷たい風が吹いてきて、すぐに閉めたくなった。


だけど後ろでは御剣がすごいオーラでぼくを睨み付けているから

怖くて

閉められない。







調子にのった罰






「…もう匂いは無くなっただろ?」



「……まぁ、“空気”はな。」



…“ぼくの息は酒の匂いがして嫌だ”

と言っているように聞こえる。



「すいません…」



数秒でぼくの敗北。

御剣には言葉じゃ勝てないな。
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