×Deep Rose×
□解るから、君を守る。
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“パァンッ”
一発の銃声が
夢の始まりを告げた。
私が光を見つけた時
目の前には無残な父親の姿があった。
いつの間にか
私の手には、拳銃。
視界は刹那、真っ暗となり
頭に直接声が届いた。
あざ笑いが聞こえ、
次の声は………
コロシタンダ
「!!」
レイジ…
オマエガ………
コロシタノダヨ…?
「うわぁぁっ!!!?」
狩魔 豪検事の声が、私を本当の目覚めに引きずり込んだ。
身体は、汗まみれ。
息もかなり荒い。
「………久し振りだな…あの事件が出る夢は…」
解るから、君を守る。