×Deep Rose×

□調子にのるもんじゃない。
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うわぁ…かなり嫌なタイミング。



「…む…」



御剣は部屋に入ってすぐにお酒の匂いに気付いたみたいだ。

眉間の間がシワだらけになっていく。



「…なるほどう…?」



「は、はい…」



「また、酒か。」



「…うん。」



ぼくの返事にかなりの嫌悪感を抱いたのか

御剣はすぐに踵を返した。



「明日仕事があるのでな。悪いが仕方ない…家に帰るか…」



「え、帰るの?」



「酒を飲んでいる成歩堂といるのは危険だ。」



「え…ま、待てよ!」



折角来たのなら少しでも側にいたい…


逃がすもんか!
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