小説
□嫁アンケート
1ﾍﾟｰｼﾞ/2ﾍﾟｰｼﾞ
鉢 えー、今から嫁アンケートを始めます。
（くそっ、なんで俺が司会なんだ。中在家先輩の夫は俺が一b・・・）
小 おい、鉢屋今何考えていた？
長次の夫は私に決まっているだろう？
あ”？
鉢 なな、七松先輩・・・そりゃあ、もちろんでございますよ・・・
雷 へえ〜、僕は違うって言うんだ？
鉢 雷蔵!?
小 不破、この私が夫だと言ってるだろう!
私は先輩なんだ。ここは、先輩に譲るべきだろう？
雷 お言葉ですが、恋に年齢は関係ないと思いますが？
小 なんだと？貴様、私に喧嘩を売っているのか？
雷 中在家先輩のこととなると、負ける気はしませんね。
鉢 あの〜、アンケートさせてくれませんかね。
小雷 今はそれどころじゃない!!!!
鉢 アンケートに協力してくれた方には、中在家先輩お手製のボーロを・・・
小雷 よし、やろう！！
鉢 !?じゃあ、いかせてもらいます・・・
１．初めにあったのはいつ？
小 私は入学するときにお金払う時だな。
そこで会って一目惚れしたんだ。
雷 僕は委員会ですね。あの頃はすっごく可愛かったです。あ、今でも可愛いんですけど。
小 ほう、私のほうが先だな。
雷 早い遅いなんて関係ありません!!
バチバチバチ
２．可愛いと思うところは？
小 全部!長次は何やっても可愛いぞ!
鉢 あの・・七松先輩。一つに絞ってもらえませんか？
小 ひとつぅ？え〜・・・あっあれだ！
甘いもの食ってる時が一番可愛い！
ふにゃあってなってさ！すっごい可愛いの！
雷 眠そうにしてる時ですね。
船を漕いでる時に起こしてあげると、すごい慌てて可愛いんですよねぇ・・
３．色気を感じる時はどんな時ですか？
小 寝起きかな。寝巻きがはだけてて色っぽいというよりエロい？
起きてすぐ着替えるからさ、生着替え見るために毎日早起きするんだ。すごいだろ？
雷 寝起きの生着替えだと！？
危険を覚悟で屋根裏に忍べばよかった・・
小 見せんぞ？絶対見せんぞ？
雷 くそっ・・・
え、で何？僕の番？
やっぱり入浴時ですね。あの体のラインの美しさはもう・・・すごいですよ
顔がほんのり桜色になるのが色気があります。
４．あなただけ知ってる秘密は？
小 秘密かぁ。あれだな、酒。
鉢 酒？
小 そう。あいつ酔ったらすごいよ。
めちゃくちゃ甘えてくんの！
小平太ぁ〜抱っこお〜って。
雷 知らなかったですね。先輩と飲んだことなんてありませんし。
小 当然だ。長次はほとんど酒を飲まんからな。
雷 僕はそうですね。虫が苦手なことですかね。
小 なんだそれ？知らないぞ？
鉢 七松先輩、ご存じなかったのですか？
小 今、思い返してみれば自室で虫が出たことってないな。精々蚊ぐらい。
雷 七松先輩も知らなかったとは・・・
図書室の掃除をしているときゴキブリが出ましてね。捕まえるものが無かったので
手で捕まえたら、中在家先輩がいきなり僕から離れだして
どうしたんですか？って聞いたら涙声で
寄るな。こっちに来るな。って言われて、
それが可愛くて追いかけたら大泣きしちゃって
三日ほど口を聞いてもらえませんでした。
小 ざまあみろ
雷 なっ！七松先輩分かってないですね。ちょっと想像してみてくださいよ。
小 ・・・・・・・・・うん、追いかけるなそれは。
５．してもらいたいコスは？
小 断然メイド服！
それでご主人様って言ってもらいたい！
絶対領域を舐めたい（真顔）
雷 変態。と言いたいところですが激しく同意しますね。
鉢 同意するのか
雷 三郎はしないの？
鉢 俺はそこまで変態じゃない
雷 ふーん。まぁどうでもいいけど。
僕はナース服です。
薄ピンクの短い丈から見える生足がいですね。僕中在家先輩がナースなら平気で大怪 我してきます。
小 確かにそれはわかる。それで動けないのを理由に着替えさせてもらいたい。
鉢 仲良くなってないか？気のせいだと願いたい。
６．最後に一言
小 長次、私はお前を誰よりも愛してるぞ！
その可愛さや美しさ、優しさの全てが愛おしくて仕方がない。
雷 中在家先輩、僕はあなたを誰にも負けないくらい大好きです。
まだまだ未熟だけど一生守れるようになりたいです！
鉢 じゃあ俺からも
小雷 はい、終了ーーーー
鉢 何故っ？
小 なあこれで終わりか？
もう帰っていいか？
鉢 え？あ、はい。どうぞ。
雷 じゃあ僕も
小 じゃあな。
雷 また明日ね。
おまけ
鉢 俺だけ言えてない・・・グスン
長 鉢屋。
鉢 な、中在家先輩！？どうしてここに？
長 ボーロが焼けたから届けようと・・
鉢 あ、そういえばボーロ・・すいません忘れてました。
長 構わない・・・もともとお前に作ったものだし・・・
鉢 え？
長 お疲れ様
鉢 中在家先輩いいいいﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ