小説(テニプリ
□距離
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T
『やっぱり、凄いね景吾くん!』
跡部「フンッ!当然だろ!」
『テニスは景吾くんに勝てる人、居ないよ!』
跡部「テニスは、じゃ無くテニスもだろ?」
『フフ。そうだね』
。。。
★金曜日・朝
母「夢空ー!遅刻するよ〜」
んー。・・・夢?
懐かしい夢。あの頃と違う朝。
中学3年になったから普通か・・・。
。。。
友達「おはよう!夢空」
『おはよ!』
友達「あ!跡部様だ。良いな〜夢空は跡部様と幼馴染で」
『そうかな?』
そう、私は此処、氷帝学園生徒会長、跡部景吾と幼馴染!
小さい時は英国の方で、家が近所だったりお互いの両親が友達だったから一緒に遊んでいた。
日本に帰って来て中学になると私と跡部景吾の関係は、幼馴染で止まった。
互いの両親は相変わらず仲が良かった。
呼び方も景吾くんから、跡部くんになった。
夢空って読んでたのが今は鈴城。
今は会話も無い。跡部くんは学園1の人気者だから。
友達「ねぇ、あそこに居る女子って跡部様に告白しようとしてるよ!」
『本当だ。どうするんだろ?』
昼休み、教室から外の木を見ると女子生徒が居た。
何回目なんだろ・・・沢山の女子が彼の元に来るけど皆、断られてる。
私も何時かはそうなるのかな?
幼馴染から彼女にしてほしいけど、今の私と彼の距離は全然違う。
担任「あ!鈴城丁度良い所に居たな。このプリント生徒会室まで宜しく」
『…分かりました』
何でよりによって生徒会なの?
一番行きたくない場所なのに…
嫌、一番は職員室だ。
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