Matrix-0 登場キャラ
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□No.4 ダークドラモン(一人称・???)

究極体/サイボーグ型/ウィルス
必殺技:ダークロアー、ギガスティックランス
出身地:メタルエンパイア「ノードバレー」付近

機械化旅団「D−ブリガード」の最終決戦兵器であると推測されるサイボーグ型デジモン。あくまで噂の域を出ない情報だが、コードネーム「BAN-TYO」と呼ばれる「目標」を排除する作戦で撃墜されたタンクドラモンが回収され、「D−ブリガード」の研究機関においてダークドラモンへと進化したと言われている。進化の際に大量の「ダークマター」が使用されたらしく、進化後に暴走・逃亡し、現在は「D-ブリガード」もダークドラモンの消息をつかめていないらしい。今でもコードネーム「BAN-TYO」を探し彷徨っているというが・・・。必殺技『ダークロアー』は「ダークマター」をエネルギー弾として打ち放つ禁断の大技で、これを受けて生き延びるものはこの世界に皆無と言われている。また右手にはデュークモンが持つ聖槍グラムに匹敵する『ギガスティックランス』が仕込まれている。

(デジモンウェブより引用)

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Matrix-1終了時点で名前も技名も出てこない。しかし、デジモンファンの皆様に隠す必要はないし、また隠す意味もない。というワケでバレ。はい、ダークドラモンです。恐らく、作中でその名前が出るのは中盤以降になってからでしょう。

本作に於ける設定はかなり公式設定に忠実。メタルエンパイアの機械化旅団「D-ブリガード」の任務にて、コードネーム「BAN-TYO」に撃墜された唯一のタンクドラモンが研究機関に回収されて暗黒物質適合実験の検体にされ、狂気の進化を遂げた。
ひたすら己を撃墜した者を探し求め、半ば暴走した状態となっている二足歩行の機械竜。その行動原理は怒りや憎しみの感情によるものではなく、「コードネーム『BAN-TYO』を撃墜せよ」というアルゴリズムによる。
全長は7、8メートルとかなり高い。背のバーニアエンジンを噴出して跳び、その時に白い翼を確認する事が出来る。本作に於いては、公式イラストのように常時バーニアを稼働させているわけではなく、通常時はオフにしている。エネルギー勿体ないので。
クロンデジゾイド合金を突き破れるだけの硬度はないものの、左腕に仕込んだ「ギガスティックランス」は凄まじい貫通力を誇る。また、体内機構で生成される超重量の暗黒物質「ダークマター」を圧縮し撃ち出す必殺の「ダークロアー」は圧倒的な威力で、クロンデジゾイド合金を容易く剥がし取ってしまう。

ネットの海に侵入した末メタルシードラモンと相見える事になった彼であるが、敗れ去った後の消息は如何に。Matrix-2以降、それがはっきりしてくるはず。

【裏設定・ネタ】

D-ブリガードは旅団で、旅団とは陸軍部隊編成単位の一つであるので、従ってD-ブリガードの活動領域は陸地という事になる。しかし、本作におけるダークドラモンの防水性は非常に高い。ネットの海の浅水部なら普通に歩けるし、深部に投げ出されても内部機構に浸水して異常を来したりしない。IP規格でいう所のIPX8(水中型:継続的に水没しても内部に浸水しない)にあたる。
しかし、防水性と機能性の問題はまた別である。ダークドラモンが優れた防水性及び耐水圧性を備えているとしても、水圧を難なく押しのけて移動できるだけの圧倒的パワーはない。深さhでの水圧pは、重力加速度をg、水の密度をρ[kg*m⁻³]としたとき、p=ρghとなる。つまり水深に比例するわけであるが、海水は真水よりうんと密度が高いため、水圧も真水での同水深地点のそれより高くなる。
つまり、「ネットの海」でメタルシードラモンと相対したダークドラモンは、水中戦で勝利できる訳がなかったのであった。

此処で、デジタルワールドの物理法則は、リアルワールドのそれに沿っているものとする。

※防水・防塵の等級を定めたIP規格については、こちらのURLを参照。→3分で分かる、「防水機能」の基礎知識
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