Matrix-1 登場キャラ
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□No.10 デュークモン(一人称・このデュークモン)

究極体/聖騎士型/ウィルス
必殺技:ファイナル・エリシオン
その他技:ロイヤルセーバー
出身地:不明

オメガモン、マグナモンと共に聖騎士型デジモンは“ロイヤルナイツ”と呼ばれている。“ロイヤルナイツ”とはネットワークセキュリティの最高位に位置するデジモンで、このデジモン達を前にセキュリティを破るのは絶対に不可能である。ウィルス属性でありながらネットの守護神という矛盾を内包した存在であり、万が一でもバランスが崩れると危険な存在にもなりうる。99.9%の高純度“クロンデジゾイド”を精製して造られた聖鎧を纏い、右手は聖槍「グラム」、左手は聖盾「イージス」になっている。騎士道を重んじ、主君に対しては忠義の士である。必殺技は聖槍「グラム」から繰出す強烈な一撃『ロイヤルセーバー』と左腕の聖盾「イージス」から全てを浄化するビームを放つ『ファイナル・エリシオン』。

(デジモンウェブ・デジモン図鑑から引用)

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デジタルワールドの守護騎士ロイヤルナイツの一員で、組織が結成されて以来の最古参の一人。「銀砂の大陸」南部に広がる鬱蒼とした「シュラーフ・ドルン(眠りの森)」深奥に紅蓮の外壁をした「パレス・ヴァーペルローエ」を構える。
その身に纏う聖鎧は高純度クロンデジゾイド製であるものの、「守りの要」マグナモンの纏うそれに比べれば強度で幾分劣るという事を付記しておく。一応独自設定だが、実際にそうなのではないかと筆者は強く信じている。

何れかの次元空間を漂う謎のプログラム「プレデジノーム」に接続できる特殊な存在でもある。プレデジノームとは原始的プログラムであり、基本どんなデジタル物でも生成する事が出来る。0=いいえ(無)、1=はい(有)というプログラム言語以前の極々単純な二進数的意思表示をする。コネクションを通じて感じ取った相手の意思をどうやってデコード(解読)しているのかは不明。その実体の殆どは謎に包まれている。
名前の由来は、テイマーズで登場した原始プログラム「デジノーム」より「上位、またはそれ以前の存在(プレ=pre)」。

彼の他に何者かがプレデジノームに接続出来るようだが、それにはデュークモン自身の失われた記憶が関係している、とはデスモンの談。本人には何の事やら全く分からない様子。

礼儀、言葉遣い、性格、行動を総括するとロイヤルナイツの中でもまさに騎士の鑑である。完成された人格には峻厳さと温和さが同居し、何者も不快にせず傷付けない。また、騎士らしく名誉を重んじ、自分のそれを傷付けられる事よりも仲間のそれが傷つく事を良しとしない。

一方で、最近七大魔王「怠惰」のベルフェモンが覚醒した時、ダークエリアに赴きかの魔王の討伐に参加するのを最後まで渋ったという一見自己保身とも取れる行動を取っているが、その真相は不明。

【裏設定・ネタ】

居城の名前、城のある森の名前共に「ニーベルンゲンの歌」から拝借。聖槍グラムが同叙事詩に由来するため。
戦乙女ブリュンヒルデを百年の眠りに就かせた剣が「シュラーフ・ドルン」だが、「ヴァーペルローエ」って何だっけ……眠るブリュンヒルデを取り囲む燃え盛る火炎だったか何だか。名前付ける際に使用した参考文献捨てちゃったのか見当たらない。しっかりしろ。

ちなみにデュークモン自身の性格はテイマーズの彼と大体同じ感じのような気がする。CVは多分違うと思う。
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