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Real-Matrix 番外編ミニ小説 ロイヤルナイツの日常
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 #3 ロイヤルナイツの日常➀(2016/7/2〜8/1まで公開)

 「・・・・・・アルフォース」
 
 「何だ?」

 「ドルモンだが・・・・・・俺にはあれが、とても我々を凌駕し統制する力を秘めし、最後の聖騎士たる存在とは、到底考えられん」

 「それは、外見の問題か?」

 「加えて言動がな。大体語尾はだらしなく伸び、幼稚な話し方をするではないか。高風なる騎士の器とは思えん」

 「金剛石も磨かずば、というではないか。まだ加工されていない状態ならば、得心のいく話だ。現にドルモンは成長期でしかないだろう?」

 「だが、あれは間違いなく腰抜けの特質を備えている。成長期の頃の気質は、幾段階進化しようとも残る。ゆえに・・・・・・」

 「それは、実体験か?」

 「・・・・・・単なる一般論だが?」

 「何段階か進化を経る度に、個の特質は僅かながら変化していくものと思うがな。体験談だが、成長期の頃は引っ込み思案だった俺は、進化するにつれ積極性が出てきたぞ」

 「・・・・・・(此奴はまた遠回しにアーマー体の俺を・・・・・・!俺が一段階しか進化していないからといって・・・・・・!)」

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何だかんだ忙しくて1ヶ月も拍手文変えてなくて本当に申し訳なかった!
今回は成長期がブイモンのナイツです。本編よりも少し前のほのぼの?話。次回もナイツでいきます。

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