運命の糸

□なぜ?
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サソリ、デイダラ、角都の3人は重い空気の中に取り残された


泣き叫んでいた飛段を見ていて、何だか他人事ではないような気持ちだった



「すみません角都先輩」


「...いや、かまわん」


角都へ迷惑をかけてしまったことに対して申し訳ない気持ちでいっぱいのサソリだったが、そんなサソリに角都が問いかける



「あいつはいつも元気にしてるか?」


「飛段のことですか?」



「そうだ。」



「あ...はい。元気すぎるくらいです。」


「やたら肌を露出させて風邪を引いたりしてないか?」



「まぁ時々...うん」


「飛段のことが気になるんですか?」



「あぁ...。」


「何か伝えましょうか?」



「『金は無駄遣いするな。だが、友達は金以上に大切にしろ』と伝えてくれ。」


「...わかりました」


「お前らがあいつの友達で良かった」



角都は意味深な言葉を残して店の事務質の方へと姿を消したが、その表情からは今までにないくらい安堵した様子が伺えた

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