運命の糸

□なぜ?
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数分後


ウィーンと店の自動ドアが開いた



「いらっしゃいませ」


「お、旦那ー」


「早速来てやったぜサソリちゃんよォ!」



金髪と銀髪の賑やかな男子校生が店内に入るなりサソリのところに駆け寄ってきた


「なかなか様になってるな、うん!」


「孫にも衣装だなァ」


「孫じゃねぇ、馬子だ!うん!」


「ゲハハハハ!!」


飛段のおバカ発言と高笑いが店内に響き渡る



「頼むからお前ら静かにしてろよ。」

と、サソリが一言水をさすとデイダラと飛段は「はいはい」と頷いた



「サソリ、こいつらがお前の友達か...?」


ちょうどそのとき角都が声をかけてきたので、デイダラはぺこりと軽く会釈する


しかし、飛段は様子がおかしかった



「どうした飛段?」


飛段は角都を見つめたまま、まるで固まったかの様に動かない



「か、角都?!!」


飛段はまだ紹介を受けたワケでもないのに、思わず角都の名前を叫んだ

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