マギ｢煌帝国の皇女｣
□第1迷宮
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私は東大陸に位置する国、煌帝国に産まれ、父に練 紅徳を持つ私は第三皇女として育った。
煌帝国は侵略国家として世界を支配する国だ。
世界には迷宮というものがあり、その迷宮を攻略すると迷宮に住まうジンと言う者達の力を使うことが出来るのだ。
迷宮攻略者はジンの金属器と言う物を持っていて、その力で煌帝国は大きくなってきた。
金属器使いは、皇子、皇女達で、私もその中の１人だ。
13の時に迷宮を攻略し、その時から私も兄姉達のように他の国との戦いを指揮するようになった。
だが昔、私は兄姉達よりも体が弱く、少し走るだけで息があがってしまっていた。
兄様達はそんな私を心配してあまり、外で遊ばせてもらえなかった。
そんな私が武術の道に進んだきっかけを作ってくれたのは、今は亡き練 白雄兄様だ。
彼は私がまだ幼い頃に弟の白蓮兄様と父の白徳様と共に命を落としている。
彼が亡くなってからずいぶん時がたったが、あの日の事ははっきりと覚えている。