その他長編集

□目覚めし時
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ナツ ハッピー ルーシィ グレイ エルザの最強チームは討伐依頼を受けマグノリアから少し遠い街に来ていた


グレイ「そっちに行ったぞ!!」

エルザ「ナツ!!」

ナツ「まかせとけ」


包囲網を突破しようとナツに向かって突進する魔物

自分より遥かに大きな魔物を前に余裕の笑みを浮かべ
拳を合わせて魔方陣を展開させる


ナツ「いくぜ 火竜の鉄拳!!」


炎を纏った拳で突進してくる魔物を正面から殴った


「ギイィィィィ……」


悲鳴をあげながら吹っ飛び魔物は息絶えた


ルーシィ「やったー! これで依頼終了!!」

ハッピー「ルーシィ何もしてないよね」

ルーシィ「うるさいわね」

ナツ「よーっし依頼終了!!
簡単だったな」

グレイ「どこがだよ おまえ吹っ飛ばされてたじゃねーか」

ナツ「吹っ飛ばされてねーし!!
ちょっと当たっただけだ!!」

グレイ「いや 結構な勢いあったぞ」

ナツ「大丈夫って言ってるじゃねーか!!」

ルーシィ「そこまでにしときなさいよ
グレイは大好きなナツが心配でしょうがないんだから」

グレイ「なっ!!」

ナツ「ルーシィ!!」

ルーシィ「何 真っ赤になってんのよ
みんな知ってるんだからね
ナツとグレイのラブラブってこと
はーっ 熱いわねぇ」

エルザ「暑いのか? 熱でもあるのか?」

ルーシィ「そういう意味じゃないから…」


ルーシィのからかいに恥ずかしさで顔を真っ赤にする2人


ハッピー「でぇきてぇる」

ナツ「巻き舌風に言うな!!」


真っ赤な顔を面白そうに見ていたルーシィはひらめいたような顔をしてエルザを見た


ルーシィ「ねぇエルザ
依頼 早く終わったけど
ナツが怪我しちゃってるかもしれないからもう一泊して帰ろうよ!!」

ナツ「はぁ!? あんなんでオレが怪我なんてするかよ!!」

グレイ「ルーシィの言う通りだな」


ルーシィの考えに気づいたグレイはすぐにルーシィの案に賛成する


ナツ「グレイ……」


考えはわからなくても嫌な予感がするナツはグレイを睨む


エルザ「そういうことならかまわんぞ
昨日泊まった宿の温泉は怪我に効くらしい
もう一泊してから帰るか」

ナツ「まじかよ……」

ルーシィ「やったね!!」


ガックリと項垂れるナツと嬉しそうに跳び跳ねるルーシィ


グレイ「サンキューなルーシィ」

ルーシィ「いえいえ こっちも小説のネタゲットできるから」
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