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□どっちがいい?
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ナツの家につくと とりあえずスティングはベットにナツを寝かせた
グレイ「滅竜魔法も便利だな
あのナツがおとなしくベットに寝かされてんだから」
スティング「魔法も使いよう♪」
感心したようにいうと得意気に胸を張った
ナツ「いつ俺がおとなしくした!!
いい加減魔法を解きやがれ!!」
身体が動かないので目だけで睨み付ける
スティング「だからダメだって
そんなことしたらナツさん暴れるでしょ」
ナツ「あたりまえだ!!」
全身から威嚇オーラをだすナツ
グレイ「でも動かないナツでやってもな……そうだ!!」
何か思い付いたグレイがナツの両手を合わせた
ナツ「なっ…なにする気だ!!」
グレイ「こういうこと」
ナツの両手首を溶けない氷で離れないように固定した
グレイ「こういうときの造形魔法だろ」
ナツ「こういうときってぜってぇ使い時違う!!」
グレイ「もう魔法解いていいぜ」
スティング「了解」
スティングはナツの背中に触り魔法を解く
身体に自由が戻ったナツはさっそく起き上がろうとするが
ナツ「ぐっ…」
スティング「だーめ」
腹を押さえつけられ起き上がれなかった
せめて手さえ使えたら……
自分の体温で溶けないということはグレイの意思でなければ砕けない氷なのだろう
スティング「さて まずはどっちが先にやる?」
グレイ「平等にじゃんけんだろ」
ナツはもはや抵抗することを諦め相談する2人を眺めていた