リク小説 書く

□暗き夜空
1ページ/5ページ

朝ギルド


ハッピー「おはよー!!」


元気よく入ってきたハッピー


ミラ「おはようハッピー
あら?ナツはどうしたの?」


いつも一緒にいる相棒がいないことに気づき聞くと
ハッピーは心配そうな目で扉を見る


すると丁度ナツが入ってきた…が元気は無くふらついた足取りでイスに座り机に倒れこんだ


ハッピー「ナツぅぅ…」

グレイ「どうしたナツ 元気ねーじゃねぇか」


元気のないナツが心配になり集まるギルドのメンバー


ナツ「なんか…最近寝れねぇんだ…」

ルーシィ「わっ ホントだクマできてるわよ!!」

エルザ「不眠症か?」

ナツ「なんだ…それ……」


一応会話はできているがいまいち覇気がない 逆にこちらの調子が狂いそうだ


レビィ「眠れないときは取り合えずこれでしょ!!」


そう言って取り出したのは紐に吊るされた時計


ルーシィ「なにするのレビィちゃん?」

レビィ「見てて♪」


ナツの前にそれを持って移動する


レビィ「ほらナツ しっかりこの時計を見ててね」

ナツ「ん?」


ジッと言われた通り時計を見る

それを確認すると手を動かし時計を左右に揺らす


レビィ「あなたはだんだん眠くなる〜……」


数分後


レビィ「どう? 少しは眠くなった?」

ナツ「こんなんで眠くなるわけねーだろ」

レビィ「あれ…おかしーな 本の通りにやったのに」


首をかしげるレビィの肩をちょんちょんと触る


レビィ「どうしたのウェンディ?」

ウェンディ「間違ってはいないみたいですよ」


レビィの横にいたジェットとドロイは床ですっかり眠ってしまっていた


レビィ「あ…あははは……」

エルザ「ウェンディには治せないのか?」

ウェンディ「不眠症は心の不安が原因なので私には無理なんです…すいません」

ルーシィ「不安ね…なんか心配事でもあるのナツ?」

ナツ「……んなもんねーよ」

グレイ「………」


弱っているナツを見て眉をひそめる


グレイ「……そんなら 雪山に長くいると眠くなるって言うだろ?
それを利用して……」

ルーシィ「それ死んじゃうから!!」

カナ「酒を大量に飲ませて酔った勢いで寝かせちまえば?」

シャルル「身体に悪いわよ」

ジュビア「食べたら眠くなるって言いますよね?」

ナツ「食欲無い……」

ハッピー「ナツが死んじゃうよぉぉ!!」



みんなが意見を出しあっていると


ミラ「そういえばナツってハッピーがいるとはいえほとんど一人暮らし状態でしょ?
なら一回みんなでお泊まり会なんてやってみたら?」

ナツ「お泊まり会?」

グレイ「面白そうだな」

ルーシィ「場所はどこにするの?」

ミラ「一晩くらいギルドでいいんじゃない?」

エルザ「皆で泊まるのか…悪くないな」

ウェンディ「楽しそうです!!」

ハッピー「ギルドでお泊まり会だってシャルル♪」

シャルル「まぁまぁ楽しそうじゃない」

ジュビア「グレイ様と同じところで寝られる…ジュビア嬉しい!!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ