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□fast memory
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グレイ「……なぁ ハッピー」
ハッピー「あい」
グレイ「なんだこれ」
「だせー!! こっから出しやがれぇ!!」
白い布に身体を包まれ縛られた子供がギルドメンバーに囲まれていた
ハッピー「……ナツです」
グレイ「だよな……」
この鮮やかな桜色の髪
猫のようなつり目
なぜか小さくなっているが間違いなくあいつだ
小さいナツはキッと上空にいるハッピーを睨むと
ナツ「この猫モドキ!! さっさとこっから出しやがれ!!」
ハッピー「モドキじゃないよ!! オイラは猫だよ!!」
ナツ「猫が空飛ぶなんてイグニールは言ってなかったぞ!!
てか イグニールをどこにやった!!
俺をイグニールのとこに帰せ!!」
イグニール? ってもしかして
「おいおい 帰せったってお前…」
もういない といいかけた奴を手と目で制す
グレイ「こいつ 今 身体だけじゃなくて記憶まで退化してやがる
それもここに来る前 イグニールと一緒にいる時まで」
「「「「えぇぇぇぇ!?」」」」
ルーシィ「ナツ!! 私のこと覚えてないの!?」
ルーシィがナツに近づくとビクッと怯えた表情になった
ナツ「おっ…お前なんか…知らねーし……」
逃場を探そうと辺りを見渡すナツ
グレイ「ところでなんで布で包まれてんだ?」
ハッピー「起きた時からあんな風に暴れるし丁度いい服がなくて…」
なるほどつまりあのなかははだ……
グレイ(裸あぁぁぁぁ!?)
想像してしまい鼻血がでそうになるのを堪える
我慢だ…ここで鼻血なんて出したらいけない!!