リク小説 書く

□fast memory
1ページ/5ページ

グレイ「……なぁ ハッピー」

ハッピー「あい」

グレイ「なんだこれ」

「だせー!! こっから出しやがれぇ!!」


白い布に身体を包まれ縛られた子供がギルドメンバーに囲まれていた


ハッピー「……ナツです」

グレイ「だよな……」


この鮮やかな桜色の髪
猫のようなつり目

なぜか小さくなっているが間違いなくあいつだ


小さいナツはキッと上空にいるハッピーを睨むと


ナツ「この猫モドキ!! さっさとこっから出しやがれ!!」

ハッピー「モドキじゃないよ!! オイラは猫だよ!!」

ナツ「猫が空飛ぶなんてイグニールは言ってなかったぞ!!
てか イグニールをどこにやった!!
俺をイグニールのとこに帰せ!!」


イグニール? ってもしかして


「おいおい 帰せったってお前…」


もういない といいかけた奴を手と目で制す


グレイ「こいつ 今 身体だけじゃなくて記憶まで退化してやがる
それもここに来る前 イグニールと一緒にいる時まで」


「「「「えぇぇぇぇ!?」」」」


ルーシィ「ナツ!! 私のこと覚えてないの!?」


ルーシィがナツに近づくとビクッと怯えた表情になった


ナツ「おっ…お前なんか…知らねーし……」


逃場を探そうと辺りを見渡すナツ


グレイ「ところでなんで布で包まれてんだ?」

ハッピー「起きた時からあんな風に暴れるし丁度いい服がなくて…」


なるほどつまりあのなかははだ……


グレイ(裸あぁぁぁぁ!?)


想像してしまい鼻血がでそうになるのを堪える

我慢だ…ここで鼻血なんて出したらいけない!!
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ