リク小説 書く

□聞けない本音
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エルザは今一人で仕事に行っているので残りのメンバーで仕事を引き受けた








グレイ「……でっか」


現在雪山で依頼であるバルカンと遭遇していた







でかい 通常の5倍のデカさ


報酬が高いだけあるわ



「ウホッウホッ」


腕を振り上げ威嚇をしてくる


グレイ(………なんかおかしい)


いつもなら真っ先に向かっていくナツが騒ぐこともせず大人しい

チラッと視線だけ向けると


ナツ「ハァ…ハァ…」


肩で呼吸をし瞳は潤み焦点が合っていないように見えた


グレイ「おい ナ…」

「ウッキィィイ!!」


突然バルカンが腕を降り下ろしてきたので反射的に避ける…が


グレイ「ナツぅぅぅ!!」


ナツだけは避けられず宙に舞った

そんなナツに追い討ちをかけようとするバルカンを


グレイ「邪魔だ!! アイスメイク プリズン!!」


氷の牢獄に閉じ込める


グレイ「ナツ!!」

ハッピー「ナツぅ…」

ルーシィ「ちょっとどうしたのよ」


ハッピーがルーシィを運びながら飛んでくる


ナツ「ハァ…ハァ…ハァ…」


目は閉じており小さく開けられた口からは苦しそうな呼吸を繰り返す


まさかと思い額を触ってみると


グレイ「つっ!!」


手が焼けそうなほど熱かった



こいつ熱出してんのに仕事をしようとしたのか



これで朝の違和感もわかった
あの不自然な避け方 もし肌が触れれば一発で熱が出ているとバレてしまう
だから接触を避けたのだ



バカ野郎


グレイ「ルーシィ あの時計の精霊でナツを護ってくれ」

ルーシィ「え!? そんなことしたら…
私 2体同時開門できないからグレイ一人でこの仕事…」


グレイ「いいから頼む 」


そういうとルーシィは精霊を呼んだ



グレイ「さて とりあえずさっさと終わらせるぞ」
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