リク小説 書く

□Don't say
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ナツ「今日の仕事もラクだったな」

ハッピー「あい 明日はもっといい仕事があるといいね」


依頼を達成し自宅へ帰るナツとハッピー



その後ろから


ザリッ


ナツ「!?」


人気のないこの通りに物音がし振り返るが誰もいない


ハッピー「どうしたのナツ?」

ナツ「……いや なんでもない」


ここ一週間ほど毎日 外を歩けば背後に人の気配がする

1人でいても誰かと一緒でも

だが振り返れば嘘のように気配が消える


ナツ(………気のせいか?)


疲れていて野良猫と間違えているのかもしれない









次の日のギルド



やはり誰かにつけられているのかモヤモヤする


誰かに相談した方が早いかもしれないがそんなことすれば必ずあいつの耳にはいる


ナツ(あいつに余計な心配かけさせたくないな…)


考えていると


チャリっ


背後で物音がした


ナツ「――っ!!」


自分をつけ回してるやつかと思い振り返ると


グレイ「!? どうしたナツ?」

ナツ「……グレイ」


最近 物音に敏感になりすぎて明らかに違うネックレスの金属音にまで反応してしまった


ナツ「いや なんでもねーよ」


驚きで眼を見開いているグレイに手を振りミラに飯を頼みにいく


グレイ「……なんでもないわりには反応 おかしくなかったか?」


いつもと違う様子のナツの背を見るグレイ
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