リク小説 書く

□消えぬ温もり
1ページ/5ページ



グレイ「そういえばルーシィの父親は見たことあるけど母親は見たことないよな」


ギルドの酒場

突然グレイはそんなことを呟いた


ルーシィ「当たり前じゃない、あたしが子供の頃に亡くなっちゃったんだから」

グレイ「どんな人だったんだ?」

エルザ「たしかルーシィの母親も星霊魔導士だったのだろう?」

ルーシィ「えぇそうよ、ママが魔法を使ってるところは見たことないけど…
キャンサーに聞いたら、あたしが住んでた町ではかなり有名な魔導士だったんだって」

ハッピー「すごいよね、ルーシィが持ってる牛と魚と蟹ってお母さんが持ってたんでしょ?
もしかして聖十レベルだったかもね」

ルーシィ「だったら凄いわ!! そんな人がママなんて
でもそれよりもグレイの師匠の方が凄いわよ」

グレイ「ウルか?」

エルザ「確かに凄い魔導士だ
このギルドでも間違いなくギルダーツといい勝負ができていたかもしれん」

グレイ「あんなバケモンと一緒にすんなよ
まっ、けど エルザにそこまで言われると弟子として誇らしいぜ」


グレイは微笑むとオレに顔を向けた


グレイ「どうしたナツ 今日はやけにおとなしいな
なんか変なもんでも食ったか?」


ニヤニヤときいてくるグレイを一発殴りたかったが、今はそんな気分じゃない


ナツ「オレ帰るわ」


席をたち扉に向かって歩く


グレイ「えっ!? ちょっ…待てよ!!」

ルーシィ「えっ?ナツ!?」

エルザ「いきなりどうしたんだ!?」


みんなが驚いた声を出していたがオレは構わず外にでた
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ