リク小説 書く

□気づけば隣に
1ページ/12ページ



朝 オレが教室に入り、自分の席に座ると ロキが目を輝かせながら近づいてきた


ロキ「グレイ!! 昨日 発売されたやつ買った?聴いた?」

グレイ「もちろんだ このオレが発売されたのに買ってないとか言う分けねーだろ!!」


予約開始と共に財布をもって予約をしに行ったのだ
昨日の授業がとてつもなく長く感じた


ロキ「本当に最高だよね"ND"」


ND……

今 トップアイドルとして有名な歌手である

しかし本名不明だけではなく、性別・容姿・年齢などなど全て不明
ただ歌を歌い CDを出しているのだ

そんな謎だらけのアイドルがなぜ人気なのかと言うと

その歌が人を惹き付けるのだ

疲れた者を癒し、苦しむ者には安楽を、悲しむ者には勇気を与える
まるで不思議な力を宿しているような 力強く、柔らかな旋律が人々の心を魅了した


そんなNDにオレは心を奪われた


ルーシィ「なになに? もしかしてNDの話?
昨日発売したやつすごかったよね!!」


ロキと話しているとルーシィが荷物をおいて来た


グレイ「NDの歌は全部いいが、昨日のはまた違ったな
今回は聴いてると心がスッと軽くなった気がした」

ロキ「その表現は合ってるね
昨日 僕 彼女にフラれちゃってね…悲しかったんだけど、歌を聴いたらどうでもいーやって思えちゃった」

ルーシィ「あんた 女癖悪いんだから忘れちゃダメよ…」






なんて話していると




キーンコーンカーンコーン



朝礼の鐘がなり皆 席についた
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ