リク小説 書く
□気づけば隣に
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朝 オレが教室に入り、自分の席に座ると ロキが目を輝かせながら近づいてきた
ロキ「グレイ!! 昨日 発売されたやつ買った?聴いた?」
グレイ「もちろんだ このオレが発売されたのに買ってないとか言う分けねーだろ!!」
予約開始と共に財布をもって予約をしに行ったのだ
昨日の授業がとてつもなく長く感じた
ロキ「本当に最高だよね"ND"」
ND……
今 トップアイドルとして有名な歌手である
しかし本名不明だけではなく、性別・容姿・年齢などなど全て不明
ただ歌を歌い CDを出しているのだ
そんな謎だらけのアイドルがなぜ人気なのかと言うと
その歌が人を惹き付けるのだ
疲れた者を癒し、苦しむ者には安楽を、悲しむ者には勇気を与える
まるで不思議な力を宿しているような 力強く、柔らかな旋律が人々の心を魅了した
そんなNDにオレは心を奪われた
ルーシィ「なになに? もしかしてNDの話?
昨日発売したやつすごかったよね!!」
ロキと話しているとルーシィが荷物をおいて来た
グレイ「NDの歌は全部いいが、昨日のはまた違ったな
今回は聴いてると心がスッと軽くなった気がした」
ロキ「その表現は合ってるね
昨日 僕 彼女にフラれちゃってね…悲しかったんだけど、歌を聴いたらどうでもいーやって思えちゃった」
ルーシィ「あんた 女癖悪いんだから忘れちゃダメよ…」
なんて話していると
キーンコーンカーンコーン
朝礼の鐘がなり皆 席についた