リク小説 書く
□癒しの場
1ページ/3ページ
バターンッ
ナツ「おっはよー!!」
ハッピー「はよー♪」
朝の比較的静かなギルド内に響く高めの声
ギルド内にいたメンバーは口々に挨拶を返す
ミラ「おはようナツ、ハッピー今日はどうするの?」
カウンターで働いていたミラジェーンは近づいてきたナツに気がつき笑顔を向ける
ナツ「んー、とりあえず仕事行ってくるわ」
ハッピー「ナツ〜、ご飯食べないの?」
リクエストボードに向かうナツをカウンターの上に座りお腹をすかせるハッピーは見ていた
ナツ「ハッピーは食ってろよ、オレ一人で大丈夫なの行ってくるから」
ハッピー「もしかしてナツ、食欲無いの?」
ナツ「あぁ、おっ!! これちょうどいいな」
ボードから紙を一枚剥がす
ハッピー「ナツが何も食べないなんて…病気だぁぁ!!」
ミラ「そういえば、いつもより顔が赤いような…」
ナツ「気のせいだろ?
じゃあ、オレこれ行ってくるから」
今日はマカロフは定例会でいないので、ミラジェーンに依頼書を見せ背を向ける
が
グラッ
一歩踏み出したとたん、グラッとナツの身体が傾いた
ハッピー「ナツ!?」
ヤバイ
ナツはくるであろう衝撃に目を瞑るが、きたのは痛みではなく 優しい温もりだった
グレイ「あっちいなったく
熱あるのになんで無理すんだよ」
ナツ「グ…グレ……」
倒れる直前でグレイがナツを片腕で受け止めた
グレイ「今日はおとなしく寝とけ」