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□癒しの場
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バターンッ


ナツ「おっはよー!!」

ハッピー「はよー♪」


朝の比較的静かなギルド内に響く高めの声


ギルド内にいたメンバーは口々に挨拶を返す


ミラ「おはようナツ、ハッピー今日はどうするの?」


カウンターで働いていたミラジェーンは近づいてきたナツに気がつき笑顔を向ける


ナツ「んー、とりあえず仕事行ってくるわ」

ハッピー「ナツ〜、ご飯食べないの?」


リクエストボードに向かうナツをカウンターの上に座りお腹をすかせるハッピーは見ていた


ナツ「ハッピーは食ってろよ、オレ一人で大丈夫なの行ってくるから」

ハッピー「もしかしてナツ、食欲無いの?」

ナツ「あぁ、おっ!! これちょうどいいな」


ボードから紙を一枚剥がす


ハッピー「ナツが何も食べないなんて…病気だぁぁ!!」

ミラ「そういえば、いつもより顔が赤いような…」

ナツ「気のせいだろ?
じゃあ、オレこれ行ってくるから」


今日はマカロフは定例会でいないので、ミラジェーンに依頼書を見せ背を向ける






グラッ


一歩踏み出したとたん、グラッとナツの身体が傾いた


ハッピー「ナツ!?」



ヤバイ


ナツはくるであろう衝撃に目を瞑るが、きたのは痛みではなく 優しい温もりだった


グレイ「あっちいなったく
熱あるのになんで無理すんだよ」

ナツ「グ…グレ……」


倒れる直前でグレイがナツを片腕で受け止めた


グレイ「今日はおとなしく寝とけ」
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