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□癒しの場
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ナツ「なっ!! 平気だってのこんぐらい…うっ……」


自分を支えてくれているグレイの腕をどけるが、すぐに視界がぶれてしまいグレイの方へ倒れてしまう


グレイ「ほら、気合いで隠せなくなってんぞ?」

ナツ「はっ…う……うるせ…」


誰がみてもわかるくらい顔が赤くなり、呼吸も苦しいものへと変わっていく


グレイ「こんな状態で仕事なんて許さねーよ」

ナツ「おまえはオレの母ちゃんか!!って…うわっ!!」

グレイ「強制帰宅」


グレイは軽々しくナツを腕で持ち上げた

いわゆるお姫さまだっこ という体勢


ナツ「お…おろせ!!」

グレイ「病人に拒否権はねーよ」


ニヤッと笑うグレイを間近で見てしまうとナツは何も言えなくなってしまった



ナツを抱えたまま歩いてギルドを出るグレイ




このゆったりとした振動がまるで揺りかごのようで脱力してしまう


ホウッと安らぎから吐息を溢すと、完全にグレイに身体を預ける


腕や胸から伝わるグレイの体温がナツを包み込み安らぎを与える


グレイに包まれているという感覚がとても心地よい、安心する




すると

いつの間にかナツはグレイの腕の中で寝息をたてていた


それに気づいたグレイは微笑み、軽く額にキスを落とす



グレイ「おやすみ、愛しのナツ」










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