リク小説 書く
□Avarice
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夜のマグノリア
街灯で照らされている街中をナツは1人で歩いていた
ナツ「久々に報酬全額貰えたな〜♪」
今日は珍しく1人で仕事に行き、珍しく何も壊すことなく終えることができた
ナツ「グレイ、誉めてくれるかな?」
向かう先にある家にいる人のことを思うと、柄にもなくスキップしてしまいそうになる
ナツ「グレイ、きっとオレが来るの待ってるよな」
グレイと付き合いはじめてから、いつの間にか仕事から帰ればお互いの家にいくのか当たり前になっていた
ナツが仕事から帰ればグレイの家へ
グレイが仕事から帰ればナツの家へ
ということで、ナツは今 グレイの家へと向かっているのだが…
「ようやく見つけた」
バッ
ナツ「!!?」
突然背後から声がして振り返るが誰もいない
「無駄だよ」
ナツ「ぐっ……」
再び背後から声がして振り返ろうとしたが…
それは叶わず、強い衝撃を受け 意識はあっという間に暗闇へと落ちてしまった