リク小説 書く

□とりあえず舐めれば治る
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時は遥か昔
マンモスが大地をその巨大な足で踏みしめていた時代
男は女を知らず、女は男を知らぬ時代

そんな時代のとある場所に男だけの集落があった

その集落は大勢の男が暮らすため大きく立派なものだったのだが、とある一人の男が偶然にも女を拾ってきてしまったために大勢の女達が仲間を取り戻すべく攻めてきた
なんとか追い返すことは出来たのだが、集落は無残な姿となり現在は復興中であった

そんな中、集落から少し離れた木々の生い茂る森の中で桜色の髪の少年…ナツはいた

ナツ「ふっ…くっ……んんっ…」

無駄のない筋肉のついた背中は痛みに耐えるように丸められ、顔は伏せられているため表情は見えないが漏れ出ている声はとても苦しそうであった

グレイ「おっ、ナツ!こんなことで作業サボってやがったのか」
ナツ「はっ…ぐ…れい……」

現れたのは黒髪の青年グレイ
姿の見えないナツを心配したのか、それとも誰かに探してこいと言われたのか定かではないがとにかくナツを見つけたグレイはナツに近づくとようやくナツの様子がおかしいことに気がついた

グレイ「ん?どうしたんだナツ
なんか…おかしくねーか?」
ナツ「くっ…オレも…わっかん…ねぇ…」
グレイ「…もしかしておまえの棍棒様に何かあったのか?」

集落が半壊した事件の時、あるきっかけでナツの棍棒様が覚醒し女達を撃退した
その脅威は凄まじかった
直接棍棒様を目にすることはできなかったが、女達が見ただけで逃げていくほどだ、その副作用でもでたのではないか?

グレイ「ちょっと見せてみろよ」
ナツ「ちょっ…やめっ!!」

力が上手く入らないのか弱々しい抵抗を受けながらもグレイはナツを寝転がし脚を自分が入り込めるぐらい開いた

グレイ「うっわ…」

目にしたのは、本来なら足の間でぶら下がって地を向いているはずのもの
しかし今は本当に同じものかと思えるほどにビキビキと音を立てそうなほど固く太く堂々と天を指す物体…まるで鈍器のように見えるこれは棍棒様と言うに相応しい

ナツ「そ、そんなみるなよ…」
グレイ「これ…普通じゃねぇよな…どうしたら鎮まるんだよ」
ナツ「んなの…わかってたらとっくにやってるっつうの…っつ…」

ナツを苦しめているのはこの覚醒した棍棒様に違いない
どうにかしたいが鎮め方なんて知らない

グレイ「触っても…なんも起こらねーか?」
ナツ「いっ!?」
グレイ「えっ、痛いのか!?」
ナツ「いてぇから…触んな…」

試しに指でつついてみるとナツが顔を顰める
触れたことでわかったがそうとう熱を持ってる
痛み、熱、巨大化…もしかしたら棍棒様は怪我でもしてるんじゃないのか?

グレイ「けど、この森には薬草も何もないし…しかたねぇ…」
ナツ「ちょっ、何する気だよ!?」
グレイ「あ?何って舐めるんだよ
もしかしたら舐めれば治るかもしれねーだろ」

グレイはナツの脚の間にうつ伏せで寝転んだかと思えば棍棒様を舐めだした

遠い未来ではフェラと言うのだがそんなことこの時代の人間が知るはずもない
それにあくまでこれはそんな邪な考えで行われていない
あくまで怪我を舐めるのと同じ目的である

ナツ「ひゃっ!?あっ…ああっ…ぐれっ…やめっ…」
グレイ「ん?ひょうひは?ひひゃひほは?」
ナツ「ああっ…息が…んあっ…や、やめ…なんか…あうっ…」

グレイが丁寧に付け根から先へと舐めたり先のほうをチロチロと舐めたりしていると両脚を閉じたそうにグレイを挟んだりナツの身体がビクビクと動き出す

グレイ「んー…なんか良さそうな気はするけど舐めてるだけじゃダメか?じゃあ…」
ナツ「ひゃあぁっ!!」

舐めるのをやめたことに安堵していると、突然棍棒様が熱く柔らかいなにかに包まれたことに驚いてナツの身体は大きく跳ねた

ちゅうっじゅるるるピチャッジュルッグポグポッ

ナツ「ああぁぁぁぁ!!やっやめっんあっあっあっああっ!!」

いまだ鎮まらない棍棒様を突然口に含んだグレイは傷口から毒を吸い出す要領で吸ったり、舐めたり吸いながら舐めたりし始め、その刺激にナツの身体はおかしな程大きく跳ねる

ナツ「やあぁっ!!やらぁっ!!でるっなんかでちゃっ…あっあぁぁぁぁっ!!」
グレイ「ふぐっ!?」

ナツが悲鳴に近い声を上げると同時にグレイの口の中に熱い何かが流し込まれた

グレイ「がはっ…げほっげほっ!」

激しく咳き込みながら吐き出されたそれは白くドロドロとしていて臭いも嗅いだことの無い異様な臭いだった

グレイ「うげっ…少し飲んじまった…
こんな苦いものを棍棒様は溜め込んでたのか、そりゃおかしくなるわな」
ナツ「はっ…はぁ…はぁ…」

いまだ苦しそうな吐息をこぼすナツを見てみると、棍棒様はようやく鎮まったようで脚の間には見慣れたサイズの棍棒様がぶら下がっていた

グレイ「さて、棍棒様は鎮まったし変えるぞ」
ナツ「ちょっ…むり…つかれ……」
グレイ「あ?なにだらしねぇこと言って…って寝ちまってる」

覚醒した棍棒様に余程体力を奪われたのだろうか、ナツは既に寝息を立てていた

グレイ「はぁ…しかたねーな」

面倒くさそうにため息を吐きつつもグレイは起こさないように優しくナツを抱き上げ集落に連れて帰った








その後、度々ナツの棍棒様が覚醒しかけその度にグレイにお世話になる訳だが…
それがグレイにしてもらったことを思い出す度に覚醒しかけることやグレイにしてもらうそれが気持ちいいことであるとナツが気づくのはまだ少しあとのお話



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