銀魂
□第三訓
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「お前ら馬鹿ですか?私…スクーターはねられた位じゃ死なないヨ」
そういった後女の子は肩の傷を見た
「コレ、奴らに撃たれた傷アル。もう、ふさがったネ」
「あなた、ご飯にボンドでもかけて食べるの?」
「まァいいや。大丈夫そうだから俺ら行くわ。お大事に〜」
私たちは原チャリに跨るとエンジンをかけたがなぜか進まない
「アレ?新八、お前急に重くなっ!?」
後ろを見ると女の子が片手で原チャリを止めていた
「ヤクザに追われる少女、見捨てる大人見たことないネ」
「ああ、俺、心は少年だからさァ」
「それに、この国では片手で原チャリを止める奴を少女とは呼びません。マウンテンゴリラと言います」
そう言い合っているとちょうど女の子を追っていたヤクザと鉢合わせてしまった
「おっ、いたぞォォこっちだァァ!!」
ヤクザがこちらへ来たので私たちは反対側へ逃げた
「ちょっ、なんなの!?アイツら。ロリコンヤクザ?」
「何?ポリゴン?」
「ロリコンですよ」
「私…江戸《ここ》に来たらマネーつかめる聞いて遠い星からはるばる出稼ぎにきたヨ」
女の子は自分のことを話始めた
まとめると家がめっさビンボーで出稼ぎに来たら三食鮭茶漬けを条件にヤクザに入ったが仕事内容がエスカレートしてったというわけだ
「バカだなオメ―」
「この国じゃパンチパーマの人と赤い服を着た女の人の言うことは信じちゃダメですよ」
「まァ、てめーで入り込んだ世界だ。てめーでおとし前つけるこったな」
銀兄はそういうと歩いていく
私も後を追いかけた