泡沫夢幻
□第六訓
1ページ/2ページ
いつも通りに道場へ行くと道場の縁側に土方さんがいた
「おはようごぜぇやす。土方さん」
挨拶はちゃんとするこれは私が生まれ変わる前の家訓だ
土方さんはこちらをちらっと見た後に小さく返事をした
「おっ、総悟来たか」
「へい」
「そんじゃあさっそく始めるか。お前もどうだ?」
近藤さんは土方さんに聞いたが土方さんはそっぽを向いた
その反応を見た近藤さんは頭をかいた後いつでも入ってきていいからなといって道場の中に入っていった
私も土方さんをちらっと見た後近藤さんの後を追って道場に入った
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−
「よし、今日はここまでにするか」
土方さんは最後まで練習に入ってくることはなかった
外を見るともう夕方になっていた
「近藤さん、今日泊まっていってもいいですかィ?」
姉上には今日は道場に泊まることを話していたから大丈夫だ
「おお、いいぞ」
「やった」
「じゃあ、夕飯の前に風呂に入るか」
「そうですねィ」
近藤さんたちが風呂に入っている間に私は夕ご飯を作っておき、最後に風呂に入ってから一緒にご飯を食べた
ちなみに一緒にお風呂に入らないのはわかっているとは思うが女とばれないためである
それと同時に泊まるときは大体私が家事をやってるのだが邪魔にならないようにみんながお風呂に入ってる時にやってるためでもある