haco

□侵食されていくplanet
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「本当に誰が一体こんなことを…!」







「みんな、おはよー…って、どうしたの!?」








登校してきた美弦が濡れている2人を見て慌てて駆け寄ってきた。








「いや、気にしないで。ちょっと油断してたらやられただけだから!」








有里がホイっと史奈にタオルを渡した。








「ん。美弦ちゃんは今日は大丈夫だった?」








「うん…まだ何もなかったよ」








「美弦、何かあったら些細なことでもすぐ言ってね。美弦だけじゃなくてみんなも!」








「彩…みんなもありがと」








「ちょっとこの話は後にしよう、人が増えてきた」








「そうだ。みんな、気をつけて、油断してたらやられるぞ!つーわけで、うちはちょっと着替えてくるわ!何かあったらうまく言い訳しといてくれっ!!」








そう言って珠里は、着替えを持って教室を後にした。










「今日はもう何事も起こらなきゃいいけどな…。それにあの2人が本当に美弦をイジメているのか。証拠を掴まなきゃな…っ!!」








そう呟いた珠里の顔が一層、険しくなった。
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