Fragment of SAKURA
□01 出会い
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桜が今年も咲いた。
ひらひらと自らの身を削り果てゆく姿を人々は風流だという。
そっと 手のひらにのった桜を眺めながら呟く。
「どうせ死ぬなら…綺麗に死ねるかな?」
目の前にいない"誰かに"向けての言葉だった。
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