shortstory2

□天馬は俺の下僕だから。
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「…あっ…先、ぱっ…!」


クチュ…チュク…


「んぁっ…ふぁ…」


俺は霧野先輩に堕ちた。


ー三日前ー


俺は霧野先輩に誘われて先輩の家に行ってた。


あの時、行かなければあんな事が無かった筈だったのに。


「せ…先輩?」


「なあ、天馬…」


先輩は俺を押し倒し、俺に顔を近づく。


よく見ると、先輩の目だけ笑っていなくて、あとは笑っている。


俺は一瞬、ゾクッと感じた。


いつもの霧野先輩じゃない。


これは…悪魔が取り付いた霧野先輩。


先輩はこういった。


「今日からお前は、俺の下僕だ」


嫌な予感しか無かった。


いつもの霧野先輩ならこんな言葉なんて言わない筈なのに。


何故霧野先輩がこうなったのか、俺には全く理解が出来なかった。


もう、元の霧野先輩に戻らないかもしれない。


そう思った。





「んんっ…あっ…ら、めぇ…っ」


先輩は、俺の自身のモノを攻め始めた。


俺の頭が快楽によって真っ白になりかける。


もう嫌だ。


今の霧野先輩が怖すぎて抵抗も逆える事も出来ない。


今は今の霧野先輩に求めるしかない。


本当は嫌なのに、身体だけは嫌じゃない。


どうしよう…もう完全に受け入れてる証拠だ。


今の霧野先輩が嫌なのに。





「ああっ!もう、イッちゃう…っ!」


「イケよ…俺も限界なんだ。一緒にイこうぜ…っ」


今、霧野先輩に繋がられている状態。


どうしよう…このまま先輩とイッちゃったら、先輩と繋がった事になっちゃう…


俺の思いを否定したいと思ったけど、俺の身体はもうイキかけていたという事で。


「あっ…あっ…あああぁぁぁっ!」


「くっ…うっ…!」


そして俺と先輩は、呆れなく同時に果てた。





あぁ、もう俺は今の霧野先輩に繋がれたんだ…。


ーBAD ENDー
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