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□現パロ詰め
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【よ平♀】出会いは突然に


私は平田平生、高2。私は人と違う所がある。

私は気付いている。自分が物語だけの存在だと。

そして私は今にも何かが起きそうな人気のない夜の帰り道を歩いている。

▽クマ吉が現れた!

小学生?しかもクマ?
しかもヨダレまみれ?

「…フフフ」

こっち見てる?あ、近付いてきた!

「うおおおー!!!!」

「ギャアアア!追いかけてくる!」

にげるしかない。

逃げよう。しかし、小学生はヨダレ垂らしながら追い掛けてくる。

「助けてー!」

いくら私が空手部所属でも小学生には手をあげられない。

しかも小学生なのに、変態の貫禄を感じる。

「おい待て餓鬼」

ん?男が小学生を止めた。

「…」

小学生は足を動かすのを男の顔を見てやめた。

「…貴方は?」

小学生を止めた男は口モゴモゴさせていた。




男は小学生を警察に引渡して私を見た。

「…モゴモゴ」

この人、私を助けてくれた。しかしこういう瞬間だからだろうか。かっこよく見えるな。モゴモゴいわせてるけど。

「…あのね」

「はい?」
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