風の行方

□プロローグ
1ページ/1ページ


ユイ「ごめーん、待たせたー!」
ナナ「遅いよー、ユイー」
梨々子「まあまあ、落ち着いてって。今日も仕事だったんでしょ?」
ユイ「そうなんだよ。今日も歌の収録」

私、新木ユイは、今仕事を終えて友達と待ち合わせていた。私の仕事は歌手。それも、ソロじゃなくてグループなんだ。全員で歌ったり、バンドみたいなことをすることもある。
それで、今日は久しぶりに親友のナナと梨々子とお茶でもしようって話になったんだ。

ユイ「で、二人は仕事どうなの?」
ナナ「まあまあかな。多分やってけると思う」
ユイ「多分、なんだ(笑 」
ナナ「う、うるさい!」
梨々子「あはは。うちもいい感じだよ。彼氏できたし」
ユイ・ナナ「「えーっ‼彼氏できたの!?」」
梨々子「うん♪」
ナナ「マジで〜?ってじゃあ、この3人の中で彼氏いないの私だけ?うわー、マジかー」

なんてこと言って、リア充死ねとか暴言はいてるナナだけど、きっと彼氏ほしいんだろうなー・・・なんて言うとあとで首絞められそうだからやめておこう

梨々子「ところでユイ、仁王君は相変わらず?」

と、梨々子が質問してきた。

ユイ「うん、相変わらずだよ(笑 」
ナナ「いやー、まさかあの仁王とあんたがくっつくとは思ってなかったけどね」
梨々子「確かに。ま、私的には最高のコンビだと思うけど」
ユイ「ちょっ、何言ってんの?」

この3人になると必ずするのが雅治と私の話。何故かこの3人になると話がそっちに行く。でも、正直言うとすごくうれしい。私の人生を変えた雅治との思い出を、思い出せるから・・・
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ