風の行方

□1.ある出来事の始まり
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今日は立海大附属高校の始業式。俺は一人で登校していた。中学からここに通っているため、高校もエスカレーター形式で上がってきた。でも一応内部進学テストなるものはある。俺は主席で通過し、今ここにいる。

?「ユイ−!おはよう!」
ユイ「・・・ナナか」

こいつは夜賀田ナナ。俺の数少ない親友の1人だ。

?「ユイ、ナナ、おはよう(二コッ 」
こっちは立川梨々子。こいつも俺の数少ない親友の1人だ

ナナ「クラス分けどうなってるかな?」
梨々子「えーっと・・・あ、ナナ私と同じで3組だよ。ユイは・・・あ、ユイだけ違う。1組だ」

またか・・・。中学に入ってからというもの、この2人と同じクラスになったことなど一度もない。

ナナ「ユイまた1人じゃん・・・大丈夫?」
ユイ「・・・ああ」
梨々子が何か言おうとしたが、チャイムが鳴ったため、言うのを諦めて教室に入った。俺も教室に入り席につく

俺は新木ユイ。小3の時に家族を亡くし、以来心を閉ざして親友の2人にしか心を開いていない。そのため、周りからは‘沈着冷静、文武両道、だが近寄りがたい存在’として認識されてきたようだ。俺もその方がいいから何もせずに過ごしている。今は昔の家に1人暮らしをしている

チャイムが鳴って数分後、先生が入ってきて出欠確認をとり、始業式という面倒極まりないクソ行事に参加するため講堂へ向かった




途中あとがき
どうもおはこんばんにちはです。夜神瑠唯斗です。初心者すぎてどう編集すればいいのか色々わかってないので結構亀更新になるかもしれませんがお付き合いください
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