永遠の鐘 NARUTO

□八の巻
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301の教室を開く。そこには想像以上の受験者の姿がナルトが思わず「すげー…」と声を漏らす。



「うわぁ、ナルトたちもやっぱり参加するんですね!!##NAE3##なんだかうれしい!」
「ルカちゃんにそー言われると照れるってばよ!!」

早速、ルカといわれる子はナルトと馴れ合う。
ふと、私とルカとの視線がまじりあう。



「……ねー様」
「……」



やばい。

怖い怖い怖い。

コロサレル?




「ルカは会いたかったんですよ!!どこに行ってたんですか?」
「関係ないよ」
「関係ありますよ!ルカにとってねー様は」


そしてルカは背伸びをし、私の耳元でつぶやく。



「ルカが殺したいランキングNO1ですから」



ビクっ
と体がふるえる。



「ルカが殺してあげますよ。一族の恨みはルカが晴らすんです」




身動きが全くとれない。


蛇ににらまれた蛙……。


まさにこのことだ



「おい、離れろ」
「え、なんで?おにーさんには関係のないことですよ」
「うるさい、いいから離れろ。零はウチの班なんでな」

サスケが私たちの雰囲気に気づいたのか、間に割って入ってくれた。


さらに雰囲気が悪化したようにも見える。

「ルカ……」
「ん?なーに?我愛羅?」
「戻れ。あまりほかの者と馴れ合うな」
「はーい」



しぶしぶ自分の班に戻っていく。


私はその光景に力が抜ける。
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