永遠の鐘 NARUTO

□七の巻
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ーーーー本日の任務終了後

ナルトはぼこぼこになっていて、一人では立てない状況になっていた。

たかがあれだけの任務にでしゃばってくるからだ。


「つ〜〜〜」
「もうムチャするからよ!」
「フッ、ったく世話のやけるやつだな」



サスケのその言葉にきれたのか、ナルトはサスケに苛立ちを覚える。



「ムッッキーーー!!ザズゲーー!!」
「これ以上暴れたらとどめさすわよ!!」
「…」
「フン」
「バッカみたい…」
「んーー…。最近チームワークが乱れてるなぁ…」
「そーだそーだ!チームワークを乱してるのはテメェだよ!!サスケ!!いつも出しゃばりやがって!!」



どっちもどっちだろ。
と心の中でツッコム。



「そりゃ、お前だウスラトンカチ。そんなにオレに仮を作りたくねーなら…。
オレより強くなりゃいいだろーが」
「!!」



なんか波の国以来仲が急激に悪くなったよね…。

強さ関係がはっきりしてナルトがイラついてるからかな。



「さーてと!そろそろ解散にするか。オレはこれから報告書を提出せにゃならん…」
「なら…帰るぜ」
「!あ!」



私も帰えるか…。



「ねー!サスケ君待ってー!」
「ねェあのねェ…これからぁ」



ハートマークのつきそうな声でいうサクラ。
サスケへの好意がいやというほど伝わる



「私と2人でェー、チームワーク深めるってのはーー」
「お前もナルトと同じだな。はっきり言って実力はナルト以下だぞ」



そういって悪気もなくスタスタと帰っていく。


サスケから出た言葉は予想以上にサクラを傷つけたようだ。


サクラの雰囲気が一気に暗くなった。



私には関係ないからいいけど…。



私は瞬身を使い、あるところに行く。
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