短編集。

□奴隷。
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「ひあ…っ」



「おい、こいつ腰動いてんぞ。この淫乱」



頭の上から聞こえてくるのは、心地悪い声。其れよりなにより、小さなことで感じてしまう自分が一番嫌で。
昔から感じてしまう体質、弱弱しい女みたいな性格。それは、此処の男子校では、いじめの対象になった。
それからずっと、この学校の公認奴隷だ。
暇さえあれば、奉仕しなければいけない。先生までも参戦して僕の身体を持て遊ぶようになった。

嗚呼、今日はどんなふうに、遊ばれるんだろうか…_。


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