コルダ3

□女の子の憂鬱
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気持ち悪い…。でも、もう少し練習したい。頑張らなきゃ!



しばらく練習していたら、携帯電話がなった。ハル君からだ。


『先輩、確認したい部分が出てきたので、一緒に練習しませんか?』

「うん。今、屋上に居るから…」

『では、すぐ行きます』


通話が終わると本当にすぐ、ハル君がやってきた。今日は屋上で練習している人が居なくて、二人きりで練習できるのが嬉しい。

「では、始めましょうか」

ハル君のチェロが鳴る。私も音を重ねようとした時、視界が回り始めた。

「…先輩!!…」
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