小説


□テレフォン妄想
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〜海道ジンテレフォン@〜



ジン「もしもし?」

『こんにちは。ジン君』

ジン「また電話をしてくれたか、ありがう。さて、今日は誰の話が聞きたいんだ?」

『それじゃあ・・・ユウヤのことが聞きたいな!』

ジン「ユウヤの?」

『友達のお話でユウヤの名前が出なかったから、ユウヤの事どう思ってるの?』

ジン「ユウヤ・・・大切な仲間だ」

『友達でもあるよね?』

ジン「ユウヤは友達ではない」

『え・・・?』

ジン「”友達”ではなく・・・大切な”恋人”なんだ」

『恋人・・・』

ジン「一年前は一人になることを怖がって泣いていたユウヤが今たくさんの表情を見せてくれる。嬉しい笑って喜んだり、心配して怒ったあと泣いたり・・・そして僕にだけ見せてくれる笑顔、成長していくユウヤの姿は僕にとって心から嬉しいことであり愛しいと思っている」

『ユウヤが大事なんだね』

ジン「ああ。例え命と引き換えになったとしても僕はユウヤを守る事を誓っているのだからな」

『なるほど・・・ジン君がどれだけユウヤが大切なのか分かりました!これからもお幸せになってください』

ジン「そう言われると少し照れるな」

バン「ジーン!バトルの相手をしてくれないなー?」

ジン「今いくよ。それじゃあ今度はこちらから電話をかけるよ」

『いいお話をありがとう!またね!』

「ああ。また」
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