小説
□あなたと会えて
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ついに、この日が来た―
あなたと会えて1
トキオシティの教会の控え室―
ジンは窓からの外を見る。外にはタイニーオビット社・A国のNICSや海道家に関係する人がたくさんいる。
コンコン
「ジンさま。お客様がいらっしゃいいたしました」
「入れてくれ」
扉が開くとそこには、かつての仲間であり大切な友のバンだった。
「ジン。久しぶり」
「今日は来てくれてありがとう。バン君」
ジンの隣に来て、同じように窓の外を見る。
「すごい人だね。」
「ああ。皆、忙しい中来てくれた、本当に感謝しているよ」
「そういえば、アミたちがユウヤのところに行ったけど、なんでジンは行かないんだ?」
「言われなくても、ユウヤの元に行ったが・・・アミたちが『時間になる前に入ってはダメだ』と追い出された上に見張りまで付けられたんだ。」「なんか、ゴメンな。そろそろ時間だから先に行くよ」
「あ、ああ」
部屋を出て行ったバンと入れ替わるように入ってきた、爺が迎えに来てくれた。
「ジンさま。お時間になります」
「ああ、それでは行こうか」
僕の愛しい花嫁の元に