名探偵コナン★

□逃亡
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現れたのは黒ずくめの男2人だ。


ニヤニヤと笑ながら歩み寄ってくる。



私はコナン君の前に立ちどうやって逃がそうか思案する。



するとマントを引っ張られる感覚がして、見てみるとコナン君が真剣な表情で私を見ていた。




コナン「この人達、お姉さんの知り合い?」



と、こんな質問だった。


『知り合いだったらどんなに良いことかww他人よ、他人』



身振り手振りしながら話した。



『さ、コナン君、早く、、、逃げて』


後ろに居るコナン君に言う。


だが、


コナン「大丈夫だよ。僕怖く無いもん」


ニコッと笑いそう言ってきた。


何と言うか、危機感が無いなぁと思いながらも、こんな頼もしい子は初めてと私は心で思っていた。



男1「あ?子供連れとは、舐められたもんだなぁww」



男2「死にたくなきゃガキはすっこんでろ」



次々と舐めた口をきく男。


でも一理ある。


下手に動き回られては殺されかねない。


そう考えていたのだが、、、


コナン「大丈夫だよ!このお姉さんが守ってくれるし。おじさん達こそ、、、死んじゃうかもしれないよ?」



『!?こ、コナン君!』



男1「ガキが舐めやがってぇ!!」


男の1人が拳銃を構え、コナン君に向けて発砲する。


だが、コナン君は微動だにせずただ前を見据える。



『くそっ!…”守、我の意思に答えよ!”』


私がそう叫ぶと、弾丸の前に蛇が現れ、弾丸共々消え去る。


拳銃を打った男を私は睨む。



男は「ひっ!」と、短い悲鳴を上げ硬直する。



その隙を狙い、懐からナイフを取り出し男に投げる。



手、足、肩と3本のナイフが命中した。



『…子供に手を出すな。八つ裂きにするぞ』
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