ブック
□fake.
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私は知っている。
めいめいが『好き』や『愛してる』とか言っても
それが全部ウソってことを。
「花音、愛してるよ。」
ほら また。
「花音も愛してる」
その繰り返し。
ねぇ、めいめい。
私が気付いてないと思ってる?
キスしたり何回も体を重ねたりしても
めいめいは私のことなんて考えていないこと全部、気付いてるよ
私より他に求めてる人が居るんだよね?
でも私は、
貴方を求めている
愛おしくてたまらない
好きで好きでたまらない。
だから私は気付かないふりをしているんだ。
「花音、キスしよ」
「うん」
めいめいが私の腰を撫でながら
唇を近づけてきたからそれを受け入れた
素直に受け入れた理由は
めいめいが私を求めていなくても
このままの関係でいたいから。
ただそれだけ。
END
終わり方クソやぁ
なんなん!