HSKの妹様(仮)

□第9SK
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「体が冷えないようにすぐ上着きて!
あとストレッチは入念に!!疲労回復にアミノ酸!あとカロリーチャージも忘れないで!」



正邦に雪辱戦に勝利したのもつかの間。
ずっと感動しているわけにもいかず、次の試合に向けて準備をしていた。

加奈も選手のサポートをする。


近くにいた水戸部に声をかける

『水戸部先輩お疲れ様です。これスポーツドリンクです』


「(コクッ)」


『よかったらマッサージしましょうか?』

「(コクコク)」



『お礼なんていいですよ。マネージャーだし当然ですよ』


「・・・」

『改めて言われるとなんか照れるな
・・・ってどうしたんですか?』


周りを見渡すと控え室に居た部員たちが当事者たちを除いて固まっていた。


「え、水戸部先輩の言ってることわかんの?」

『・・・なんとなく?』


「すげえな!!」

『そう、かな?』


取り囲まれ、戸惑う。



その後何かに驚いている小金井と、何かを考えている黒子が帰ってきた。


二人が何を考えてるのかわからないけど何かあったのは間違えない


時間は一刻一刻と迫り、ついに予選決勝戦の時間がやってきた。

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